嘘つくつもりはなかったんです! お願いだから忘れて欲しいのにもう遅い。王子様は異世界転生娘を溺愛しているみたいだけどちょっと勘弁して欲しい。
「殿下、それではごきげんよう、本日は、楽しいひと時をありがとうございました」
「えぇ、それでは、またの機会に」
今日は、基本的に宰相が選んだ方が参加されている。
殿下自身が選ばれたのは私だけだったが、そのことを知るのはずいぶんと先のことだ。
「リアリム嬢、今日はあまり時間をとれなかったが、次回も必ず、来てくれるよね」
「うっ、は、はい」
しまった、言質をとられた。
もう、招待されても調子が悪くなって断ろうと思っていたのに。
「待っているよ、私の可愛いレディ」
そう言って、私の手をとると甲のところに唇を落とす。
「ひっ」
親愛を示す挨拶であるが、そんなことを殿下からされたとなると、話が違う。
案の定、周囲がざわつき始めた。
「し、失礼しますぅ」
逃げるようにその場を去った私。
ど、どうして殿下にロックオンされてしまったの? あんなにもグイグイくるとは思わなかった。
ちょっと参加して、ちょっとだけ話せば解放されると思っていたのに
予想していなかった状況に、私はめまいがして、家に帰るとバタンと寝てしまうのだった。
「で、これは、何?」
翌日には、次回のお茶会の招待状が既に届けられていた。
今回も、花束つき、それも、ロイヤル・ローズである。
招待状には必ず花束がついているのかと思ったが、どうやら違うらしい、ということに、昨日気が付いた。
「えぇ、それでは、またの機会に」
今日は、基本的に宰相が選んだ方が参加されている。
殿下自身が選ばれたのは私だけだったが、そのことを知るのはずいぶんと先のことだ。
「リアリム嬢、今日はあまり時間をとれなかったが、次回も必ず、来てくれるよね」
「うっ、は、はい」
しまった、言質をとられた。
もう、招待されても調子が悪くなって断ろうと思っていたのに。
「待っているよ、私の可愛いレディ」
そう言って、私の手をとると甲のところに唇を落とす。
「ひっ」
親愛を示す挨拶であるが、そんなことを殿下からされたとなると、話が違う。
案の定、周囲がざわつき始めた。
「し、失礼しますぅ」
逃げるようにその場を去った私。
ど、どうして殿下にロックオンされてしまったの? あんなにもグイグイくるとは思わなかった。
ちょっと参加して、ちょっとだけ話せば解放されると思っていたのに
予想していなかった状況に、私はめまいがして、家に帰るとバタンと寝てしまうのだった。
「で、これは、何?」
翌日には、次回のお茶会の招待状が既に届けられていた。
今回も、花束つき、それも、ロイヤル・ローズである。
招待状には必ず花束がついているのかと思ったが、どうやら違うらしい、ということに、昨日気が付いた。