嘘つくつもりはなかったんです! お願いだから忘れて欲しいのにもう遅い。王子様は異世界転生娘を溺愛しているみたいだけどちょっと勘弁して欲しい。
弟というか、兄というか、双子だった私たちは幼い頃から常に一緒だったのだ。
思わぬ出会いに、感動に浸っていると第二王子である彼はさらに私に爆弾発言をしてきた。
「で、リア。どうして乙ゲーのヒロインになってるの? って、覚えてる? 乙女ゲームの“愛しい私の世界”」
「ひょへっ? な、何言ってるの?」
どうやら彼に言わせると、この世界は転生前のニホンにあった乙女ゲーム、それも “愛しい私の世界”に酷似しているらしい。更に、私はピンク髪をしたヒロインのようだった。
「それ、覚えていない」
「あっ、そうか。リアは大学で離れた後だったな、僕はハマっていたからさぁ、すっげぇ覚えてる」
「ユウ君、その言葉。チャラい」
「ははっ、っパねぇ! 通じるよ~! ホント、この世界固いんだよな~」
思わずジトっとした目でみてしまう。それはお前が王子に転生しているからだと言いたかった。
「ユウ君。髪の毛をきちんと整えて、髭も剃って。歯もちゃんと磨いているの? 口が臭いと女の子にもてないよ」
「うひょう! それ、まさしくリアだな! なっつかし~」
ケタケタと笑うその顔は、まさしく弟のユウ君だ。色は白いし、髪の色も目の色も違うし、全然同じではない顔つきをお互いしているけれど、でも、覚えている。
「で、ヒロインって。どういうこと? もしかして、バッドエンドあり?」
思わぬ出会いに、感動に浸っていると第二王子である彼はさらに私に爆弾発言をしてきた。
「で、リア。どうして乙ゲーのヒロインになってるの? って、覚えてる? 乙女ゲームの“愛しい私の世界”」
「ひょへっ? な、何言ってるの?」
どうやら彼に言わせると、この世界は転生前のニホンにあった乙女ゲーム、それも “愛しい私の世界”に酷似しているらしい。更に、私はピンク髪をしたヒロインのようだった。
「それ、覚えていない」
「あっ、そうか。リアは大学で離れた後だったな、僕はハマっていたからさぁ、すっげぇ覚えてる」
「ユウ君、その言葉。チャラい」
「ははっ、っパねぇ! 通じるよ~! ホント、この世界固いんだよな~」
思わずジトっとした目でみてしまう。それはお前が王子に転生しているからだと言いたかった。
「ユウ君。髪の毛をきちんと整えて、髭も剃って。歯もちゃんと磨いているの? 口が臭いと女の子にもてないよ」
「うひょう! それ、まさしくリアだな! なっつかし~」
ケタケタと笑うその顔は、まさしく弟のユウ君だ。色は白いし、髪の色も目の色も違うし、全然同じではない顔つきをお互いしているけれど、でも、覚えている。
「で、ヒロインって。どういうこと? もしかして、バッドエンドあり?」