嘘つくつもりはなかったんです! お願いだから忘れて欲しいのにもう遅い。王子様は異世界転生娘を溺愛しているみたいだけどちょっと勘弁して欲しい。
「はい、リアリム様ですが、どうやら先日のお茶会の後、王宮でユゥベール第二王子と偶然お会いしたそうです」
「何っ、ユゥベールだと? アイツはアトリエにいたのではなかったのか?」
殿下は焦ったように、頭を現世に戻してこられた。
「はい、どうやらユゥベール殿下がリアリム様の髪色をいたく気に入られて、アトリエに誘われたそうです。そして、中でお二人が抱きしめ合っていたところを影が目撃しています」
「なっ、なんだと! 抱きしめ合うだと! わ、私でさえこの姿で抱きしめたことはないのに」
顔色がサッと青くなっている。
「ですが、その後はお話をされるだけで、終始にこやかに過ごされていたようです。話の内容まではどうやら確認できなかったようです」
「そうかユゥベールか、全く。アトリエに引きこもっていたいと言うから、自由にさせているのだが」
殿下は何か考えられるように、腕を組みながら上の方を見ていた。
「その後のユゥベール殿下ですが、髪を切り、髭を剃って朝も早く起きて鍛錬に出られるようになったとのことです。リアリム様が何か言われたことが作用しているように思われます」
今度は殿下は、両手で頭を抱え込まれるようにして、下を向いてしまった。
「リアリム、君って人は、何をしているんだ」
「何っ、ユゥベールだと? アイツはアトリエにいたのではなかったのか?」
殿下は焦ったように、頭を現世に戻してこられた。
「はい、どうやらユゥベール殿下がリアリム様の髪色をいたく気に入られて、アトリエに誘われたそうです。そして、中でお二人が抱きしめ合っていたところを影が目撃しています」
「なっ、なんだと! 抱きしめ合うだと! わ、私でさえこの姿で抱きしめたことはないのに」
顔色がサッと青くなっている。
「ですが、その後はお話をされるだけで、終始にこやかに過ごされていたようです。話の内容まではどうやら確認できなかったようです」
「そうかユゥベールか、全く。アトリエに引きこもっていたいと言うから、自由にさせているのだが」
殿下は何か考えられるように、腕を組みながら上の方を見ていた。
「その後のユゥベール殿下ですが、髪を切り、髭を剃って朝も早く起きて鍛錬に出られるようになったとのことです。リアリム様が何か言われたことが作用しているように思われます」
今度は殿下は、両手で頭を抱え込まれるようにして、下を向いてしまった。
「リアリム、君って人は、何をしているんだ」