春になっても溶けないで
6つ配置されたテーブルと椅子。本棚は、手前に2つと奥に4つ。

最後にきたあの日と、全く同じだ。


「ここに座ろっか。」


悠が、私の袖をひいて言った。

見ると、窓側の席で夕日が丁度綺麗に見える席だ。


「うん。」

そう言って、私は奥の席に腰を下ろした。


椅子は横に2つ並んでいて、2人で座るとすぐ隣という位置関係になる。


案の定、悠が私のすぐ横に座ってきた。


思ったよりも近い。あとちょっと近づけば、悠と触れ合ってしまうほど。





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