結ばれないはずが、冷徹御曹司の独占愛で赤ちゃんを授かりました
「それに、今は無理してはいけない時期でしょう。なにかあったら、どうするんですか」
彼にしては珍しく、はっきりと怒った声で言った。
「知って……いるんですね」
そういえば、出してくれたお茶も緑茶ではなくハーブティーだ。妊婦である凛音への気遣いだったのかもしれない。
心配するなと言うように、菅原は柔らかく笑む。
「知っているのは私だけ。誰にも言いませんよ」
菅原は龍一の右腕だ。彼にだけは打ち明けたというのも納得できる。
「私が無理やり頼んだことなんです。 龍一さんには、なんの責任もありませんから」
凛音の必死の訴えを菅原はいつもどおりの微笑で受け止める。彼が凛音の妊娠にどういう感情を抱いているのか、その表情からはうかがい知れない。
凛音は弱々しく続けた。
「それから……私がここにいること、龍一さんには言わないでください。無謀と言われても、今、彼に見つかるわけにはいかないんです」
思いつめた顔でつぶやく凛音に菅原は目を細める。
「血はつながっていないはずなのに、社長と凛音さんはよく似ていますね。ふたりとも真面目すぎる」
「え?」
菅原はおどけたように笑って肩をすくめた。
彼にしては珍しく、はっきりと怒った声で言った。
「知って……いるんですね」
そういえば、出してくれたお茶も緑茶ではなくハーブティーだ。妊婦である凛音への気遣いだったのかもしれない。
心配するなと言うように、菅原は柔らかく笑む。
「知っているのは私だけ。誰にも言いませんよ」
菅原は龍一の右腕だ。彼にだけは打ち明けたというのも納得できる。
「私が無理やり頼んだことなんです。 龍一さんには、なんの責任もありませんから」
凛音の必死の訴えを菅原はいつもどおりの微笑で受け止める。彼が凛音の妊娠にどういう感情を抱いているのか、その表情からはうかがい知れない。
凛音は弱々しく続けた。
「それから……私がここにいること、龍一さんには言わないでください。無謀と言われても、今、彼に見つかるわけにはいかないんです」
思いつめた顔でつぶやく凛音に菅原は目を細める。
「血はつながっていないはずなのに、社長と凛音さんはよく似ていますね。ふたりとも真面目すぎる」
「え?」
菅原はおどけたように笑って肩をすくめた。