君と過ごした最高な日ー残り1ヶ月の恋ー
卒業
「______もう、卒業の時期かー」
「そうだなー」
「長くて、短かったよなー」
「でも、楽しかったよ」
残り1ヶ月は、クラスのみんなと過ごした。
淋とは、目を合うたんびにドキドキしてたし。
今だって……
「知里」
淋は、私の頭をポンと触る。
やっぱり……心地良いな。
これが、無くなると……
ポロン……
「あれ?私」
淋は、私を優しくハグしてきた。
何も言わずに。
「うわあああ泣」
私は、思い出し泣をした。
みみちゃんも明も、私の背中をさすった。
みみちゃんも、少し泣いていた。
入学式、初めて人を好きになった時、イベント、先輩……色んなことがあった。
そんな中、私は淋、みみちゃん、明に支えられながら学校生活を送っていた。
それが無くなると……悲しいよ。
でも、仕方がないこと。
時間は、止まってくれないんだから。
私は、落ち着きを取り戻した。
「知里?」
「ん?」
「俺達4人は、死ぬまで一緒だ。安心しろ」
淋は、私の心を読んでいた。
それから、卒業式。
みんなは学校を卒業して行った_____。
〝ありがとう!〟