エリート極上男に堅物女で有名な私が何故か執着されています【完】 ~続編更新中~
「連休や夏休みにそっちに行ってもいい?」
「うん、ぜひともきて。親父が経営する果汁園もあるし、釣りもし放題だから」
「凄く楽しそうだね!絶対行くから」
しばらく話し込んだけど待ってくれてる運転手さんに悪いからと帰って行った。
何だろう?
今日は絶対あるんだろうなって思ってたけど、なくなっても悲しく思うことは無かった。
身体を合わせていた時よりもずっと心が穏やかな気がする。
キスだってしていないのに、不思議なほど愛されてる感が半端ない。
それから大きな荷物を抱えて帰省するミヲ君を空港で見送った。
今度会えるのは夏の休暇の時。
その時は忙しいらしいけど、会いに来てって言ってくれたのが嬉しかった。