エリート極上男に堅物女で有名な私が何故か執着されています【完】  ~続編更新中~


私はこのまま朝まで一緒にすごせるものだと思っていたのに。

だって、以前のミヲ君は会うたびに体を求めてきた。

だから、今回だって恋人同士になった訳だし、前みたいに求められると思っていたんだ。


「このまま一緒に居てあげられなくて、ごめんね?」

わたしの邪な考えが見透かされていたみたいで恥ずかしい。

「――――ううん」

「本当は本能の赴くまま、葵を抱きたいけどさ…。前みたいに一方的な気持ちを押し付けるだけの行為はしたくないんだ。君を大事にしたい、葵とそうなる日は大事にとっておきたいっていうか・・・なんていうか、言葉がみつからないけどさ。きちんと段階を踏みたいなって思うんだ」


本当にミヲ君は変わった。
以前はヤキモチ妬きで、テレビに映った芸能人にまでヤキモチ妬いて迫ってきていたというのに。


「うん、大事に思ってくれてありがとう」

以前は迫られたときにこたえなければ気持ちが離れそうで怖かったけど、今はそんなことは思わない。

ちゃんと大事にしてくれているんだって、言葉で伝えてくれたから。

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