エリート極上男に堅物女で有名な私が何故か執着されています【完】 ~続編更新中~
「歴代の彼氏の中でも彼の写真は特に多いよね。それほど特別なんだ?」
急に聞こえた声に体が先に反応して振り返る。
そこには無表情で佇み、私を上から覗き込んでいる野村さんがいた。
「そうか、この男が君からしつこく離れないからなんだね。―――分かった、それでもいいよ」
「どこから入ってきたの!?それに分かったって何?何を言ってるの?」
この男が言ってる意味が分からない。
目線は私を見ているようで少しズレていて、何を考えているのか分からなかった。
「気持ちはなくてもいいってことだよ。俺は結婚さえしてくれればいいから――――ああ、ちがう、子供、男の子産んでくれないと意味ないんだっけ?」
「だから、さっきから何を言ってるんですか?それにカギはかけてたのに、どうやって!?」
「鍵なんてどうでもなるさ。バカな管理人が金欲しさに俺の要求をのんだだけだよ」
「そ、そんなこと、合鍵を使うなんて卑怯じゃない!!」
「あははは、合鍵じゃないよ、それがなくても開ける方法はいっぱいあるんだ。それよりもさ、俺の話聞いてよ。結婚しなくても子供を産んで俺にくれればいい。俺はもう君の家族の養子に入る決意は出来てるから。これで俺も宮ノ森家も安泰だ」