エリート極上男に堅物女で有名な私が何故か執着されています【完】 ~続編更新中~
「これはどうにかしてでも阻止しないといけないって頭では分かってるんだけど、目の前に出る勇気がなくてね。
もし奴が改心してたら俺の方こそ邪魔者だよなとか思ってるうちに判断遅くなって…。
んで、その男が葵の家に出入りしてるって聞いてさ、ああ、やっぱりそういう仲になったんだろうなって諦めかけたんだけど、興信所の人が様子がおかしいって言うんだ」
「うん、おかしいよね。本当は家も知らないはずだから」
「そうだったんだよな、家に来るのは平日の昼間なんだそうだ。葵がいない時間を狙っているように訪問してるって。2、30分したら警戒するように出ていくみたいで、一度葵と鉢合わせになりそうになった時、慌てて隠れてたから確信持てたんだそうだ」
そんなことがあったんだ?
全然気がつくことはなかった。
部屋もいつも通りだったし。
『彼の写真は特に多いよね。それほど特別なんだ?』
そう言えばそんなことを言われた気がする。
あの時はパニックで分からなかったけど、家を物色してたからミヲ君との写真が多いって知ってたんだ。
今更ながらに納得。