エリート極上男に堅物女で有名な私が何故か執着されています【完】 ~続編更新中~
まあ、そんなことはどうでもいいか。
帰り際に差し出される手を繋ぎ、ニコニコしながらお店を出る。
ミヲ君はお酒をのむ予定だったから車は乗ってきておらず、行きと同じように帰りも予約していたタクシーに乗り込んだ。
このままホテルかな?
それともミヲ君のお家?
はたまたわたしの家かな?
場所はどうであれ、今夜は二人が再び愛を交わす日になるだろう。
ミヲ君はタクシーの中でも手を繋いでくれて、とても愛おしそうに私を見つめてくれた。
着いた先は私の住むマンション。
今夜は私の自宅で――――らしい。
どんなことがあってもいいようにと心構えをしていたから、準備にぬかりはない。