入学初日にプロポーズされました
「しつこい…っ…」

「可愛すぎ」


「もう戻る」

「希穂ちゃん」


顔の両脇に手をつかれて逃げ場をなくされる

しゃがんで抜けることも出来るんだけど、そうしたらなんとなく………



「幼なじみ…!」


なにか文句ある?

と言う意味を込めてキッと睨むと内田界人は離れてくれた


「彼氏じゃないの?」

「ちがう」

そう言いきって、教室を出た

その直前、時計を見たら遅刻ギリギリで



────今すぐ君をめちゃくちゃにする


男の言葉が脳内を反芻していて、心臓が早鐘を打っていた
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