友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~
まるで、闇の中に真っ逆さまに落ちるかのように、わたしは暗い部屋の中で床に倒れ込んでしまった。



背中には、ひんやりとした硬い床。

体を少し打ったけど、…大丈夫そう。


起き上がろうと、上半身を少しだけ起こした。


――そのとき。


唇に、…柔らかいなにかが触れた。


なにかわからず、わたしはとっさに顔を引いた。

その拍子に、後頭部を床にぶつけてしまった。


痛みに顔をしかめていると、また唇に…柔らかいなにかが触れた。


わたしから触れたのではなく、『降ってきた』という表現が正しい。


さすがのわたしも、ようやく気がつく。


これは、――キスだと。


暗闇でなにも見えないのをいいことに、何度も何度もキスが降ってくる。


と同時に、わたしの上にだれかが覆い被さっていることにも気がついた。
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