黎明の剣


ガリガリに痩せ細ったまま、息絶えた人が転がっている。


それは、まるで終焉のような光景だった。


なぜ私はここにいるの?


周りを見れば見るほど、私は混乱した。


とりあえずここを離れないと、そう思い立ち上がった瞬間だった。



「伏せろッッーー」



そんな声と共に無数の矢が降ってきた。
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