ご主人様は、専属メイドとの甘い時間をご所望です。〜無気力な超モテ御曹司に、イジワルに溺愛されています〜



「早くしないと……もっと触るよ?」

「や……っ」


イジワルな指先が唇に触れてふにふにしたり、グッと力を入れたり。


「……唇やわらか」

「んっ、そんな触っちゃ……やっ」


「じゃあ、早くやって」


ちょっとずつ与えられる刺激に、身体が耐えられなくなってきてる。


「ほら、口あけて」

「口のなか……ダメ……っ」

指が入り込んで、かき乱して。


「そんなエロい声出してさ」

「んぁ……ぅ」


「……止められるわけないじゃん」


身体の内側が火照って……心臓の音が耳元に響くくらいバクバク鳴ってる。


うぅ……どうしよう……っ。

これ昨日と同じ状態だ。


ちょっとずつ呼吸も苦しくなって、自分が自分じゃなくなるみたいな感覚。

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