ご主人様は、専属メイドとの甘い時間をご所望です。〜無気力な超モテ御曹司に、イジワルに溺愛されています〜
未紘くんはやっと女の子たちの間を縫って、わたしのほうまで来た。
「……湖依に会いたくて死ぬかと思った」
「へ……っ」
周りの視線なんてお構いなし。
いつも寮にいるときみたいに、甘えてギュッと抱きついてきた。
「……昼休みまで待てない。湖依のこと充電させて」
「ひぇ……」
教室から廊下まで「キャー!!」っと、今日いちばんの悲鳴が響き渡った。
「ま、まままってください未紘くん……! みんなが見てます!!」
「んー……あんま気にならないけど」
「き、気にしてください! 周りすごいことになってます!!」
引っ付いてきた未紘くんを引き離すと、未紘くんがぐるりと周りを見渡して。
次の瞬間、とってもびっくりな出来事が。