ご主人様は、専属メイドとの甘い時間をご所望です。〜無気力な超モテ御曹司に、イジワルに溺愛されています〜
偶然未紘くんと目が合ったと思われる女の子が、顔を真っ赤にして急にパタッと倒れてしまった。
えっ、あっ、えぇ!?
未紘くんと目が合っただけで倒れちゃったの!?
「あわわっ、あの子大丈夫ですか!?」
「あー……なんかあんな感じで倒れる子よくいる」
「えぇ!?」
お、恐るべし未紘くんパワー……。
女の子たちをここまで夢中にさせちゃうなんて。
……って、感心してる場合じゃなくて!
倒れた子を保健室に連れて行かないと!
そばに駆け寄ると、どうやら気を失ってるみたい。
「今すぐ保健室に運ばないと! 未紘くんも手伝ってください! こんな状態の子、放っておけないです」
立場的にわたしが未紘くんに命令するのはダメかもだけど、今はやむを得ないというか。
「……ん、わかった。俺が運ぶ」
未紘くんが女の子を抱っこして、保健室まで連れて行ってくれた。