ご主人様は、専属メイドとの甘い時間をご所望です。〜無気力な超モテ御曹司に、イジワルに溺愛されています〜
***
夜の寮にて。
「うぅ、未紘くん! いい加減お風呂入ってください!」
「……湖依が一緒じゃないと無理」
「それはわたしが無理です!」
「夜たくさん甘やかしてくれるって約束したの忘れた?」
「もう充分すぎるくらいギュッてしてます」
寮に帰ってきていつもどおりメイド服に着替えてからお仕事をある程度すませたら、未紘くんのベッタリ攻撃が始まって。
かれこれ1時間くらい、ずっとわたしから離れてくれません。
「んー……全然足りない。湖依不足で死にそう」
ふたりっきりのときは、さらに甘えん坊度が増してるような。
こ、こうなったら……!
「今すぐお風呂入ってくれないなら、今日の夜は一緒に寝ません……っ!」
たまにはこうやって突き放さないと。