紳士な副社長からの求愛〜初心な彼女が花開く時〜【6/13番外編追加】
「……和泉さんはどうしていつもそうどストレートなんですかっ」
「この3ヶ月は全力で灯ちゃんを口説くって言ったでしょ?だから、思っていることは余すことなく伝えるよ」
「〜〜……っ、」
会う度に真っ直ぐ浴びせられるこの好意に対して、気持ちを返せないのが心苦しいだなんて、思ってしまうのはおこがましいだろうか。
柔らかさの中に揺るぎない強さみたいなものをたたえたその瞳に見つめられて、私は戸惑う。
「はは、そんな顔しないで?僕が一方的に灯ちゃんを好きなだけだから。灯ちゃんはそのままでいいんだよ。この前僕と過ごす時間は好きだと伝えてくれたこと、すごく嬉しかった。ちゃんと向き合おうとしてくれていることも。それだけで、十分だから」
……和泉さんには何でもお見通しみたいだ。
その優しい笑顔に少しだけホッとする。
だけど、それに甘え過ぎていてはいけない。
これはあくまでお試しのお付き合いであって、私はこの3ヶ月でちゃんと答えを出さなくちゃいけないのだから。
でも、本当に私に答えなんて出せるのだろうか。
だって私はーーーー。