消えないで…僕の初恋



なぜこの教室に
渚くんがいるの?



先生が私に
用を押し付けている時

男女8人くらいで
お弁当を持って
教室を出て行ったよね?



てっきり陽キャラメンバーと
ランチを楽しんでいると
思ったのに……




「姫野さん
 本当に痛いところはない?」


「……うん」



お尻のヒリヒリは
今も続いている。

でもそれは我慢できるレベル。



「ほんとにほんと?」


「ほんとだよ」


目をつぶりたくなるほど痛むのは
私の心臓だけだもん。



顔面偏差値が高すぎる
渚くんが

私だけを
瞳に映してくれているこの状況。



感激すぎて
ドキドキすぎて

心臓が痛くなっちゃうのは
どうしようもないでしょ?



でも
胸キュンで心臓が痛いなんて
言えないし……


< 23 / 105 >

この作品をシェア

pagetop