もしも半分生きた人生をやり直すことができたら。
色々あって、わたしと優作はその半年後、付き合うことになり、現在25歳で半同棲中。

もうわたしも優作も25歳だから。

もうそろそろ結婚してもいいんじゃないかと思い、わたしが25歳になるわたしの誕生日のこの夜、思い切ってプロポーズをすると昨日、決意した。


「優作、結婚しようよ」


「えっ」

「もう年齢も年齢やし、ちょうどいいと思う。仕事は続けたいから子どものこととかはまだ先で良いんやけど・・・」

数秒の沈黙があり、優作が口を開いた。
なぜか急激に優作の顔色が悪くなる。

「・・・その前に俺からも伝えないといけないことがある・・・」

「うん?」

「お・・・」

「・・・お?」
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