絶対に愛さないと決めた俺様外科医の子を授かりました
紳士とは程遠い、どこまでも俺様な彼の、貪るようなくちづけに、どんどん身体は熱くなる。早く降参しろとでも言いたげに縦横無尽に彼は翻弄する。
美澄の中で、秘めた部分が甘く蕩け出すのを感じていた。
「……っ、待って、立っていられない」
美澄は思わず透夜の胸を押し返し、息継ぎの合間に呼吸を整えた。力が入りきらなくなり、膝まで震えてしまっている。
「……そういう潤んだ瞳で煽るのが悪い」
いつもの傲慢でしかない口調も、甘い誘惑にしか聞こえなくなっていた。そんな彼にもういっそすべてを委ねたい気持ちにもなっていた。
「私が欲しいと思うなら、あなたが連れていって」
どこまでも負けず嫌いの口調で美澄がそう告げると、透夜は彼女の耳の傍でそれを上回る宣戦布告をした。
「言われなくてもそうする。その先は、おまえが嫌がっても、待たないし、やめないからな」
透夜は美澄を抱き上げ、寝室へと連れていく。ベッドに美澄をおろしたあとの透夜は、宣戦布告どおりに、本当に容赦がなかった。
もどかしいと言いたげに服を脱がされ、彼もまた身につけているものを脱ぎ捨てる。互いの身体が重なり合い、熱っぽい肌が触れ合った。
透夜の程よく鍛えられた筋肉質の体躯に組み伏せられ、美澄はドキドキしながら彼を見上げた。目を伏せ、唇が触れる。
何度も角度を変えながら啄んで、舌を搦めて……さっきよりももっと甘く濃密なキスの嵐が待っていた。その間にも、透夜の体温の高い手が、美澄のやわらかい部分を撫でていく。彼の唇が肌をすべる、その心地のいい感触に、美澄は溺れつつあった。
こうなるのは自然なことかもしれない。男女がひとつ屋根の下にいるのなら。まして結婚しているのなら。新婚なら。
(けれど、私たちは契約結婚の身。ちゃんと一線を超える前に言葉にして伝えなくていいの?)
頭の中で問いかけながらも、追及したらこの瞬間が終わってしまう気がして、口にできなかった。
それ以上に、透夜から求められることが、心地よくて嬉しかったから。今は、感じている気持ちのまま、彼に触れられてみたかった。
節くれだった彼の手に柔らかいふくらみを愛され、濡れた唇に肌を吸われ、美澄は悔しいような嬉しいような、ひどく昂った感情を味わう。
彼は想像していた以上に、貪欲な紳士で、獰猛な獣だった。
美澄の中で、秘めた部分が甘く蕩け出すのを感じていた。
「……っ、待って、立っていられない」
美澄は思わず透夜の胸を押し返し、息継ぎの合間に呼吸を整えた。力が入りきらなくなり、膝まで震えてしまっている。
「……そういう潤んだ瞳で煽るのが悪い」
いつもの傲慢でしかない口調も、甘い誘惑にしか聞こえなくなっていた。そんな彼にもういっそすべてを委ねたい気持ちにもなっていた。
「私が欲しいと思うなら、あなたが連れていって」
どこまでも負けず嫌いの口調で美澄がそう告げると、透夜は彼女の耳の傍でそれを上回る宣戦布告をした。
「言われなくてもそうする。その先は、おまえが嫌がっても、待たないし、やめないからな」
透夜は美澄を抱き上げ、寝室へと連れていく。ベッドに美澄をおろしたあとの透夜は、宣戦布告どおりに、本当に容赦がなかった。
もどかしいと言いたげに服を脱がされ、彼もまた身につけているものを脱ぎ捨てる。互いの身体が重なり合い、熱っぽい肌が触れ合った。
透夜の程よく鍛えられた筋肉質の体躯に組み伏せられ、美澄はドキドキしながら彼を見上げた。目を伏せ、唇が触れる。
何度も角度を変えながら啄んで、舌を搦めて……さっきよりももっと甘く濃密なキスの嵐が待っていた。その間にも、透夜の体温の高い手が、美澄のやわらかい部分を撫でていく。彼の唇が肌をすべる、その心地のいい感触に、美澄は溺れつつあった。
こうなるのは自然なことかもしれない。男女がひとつ屋根の下にいるのなら。まして結婚しているのなら。新婚なら。
(けれど、私たちは契約結婚の身。ちゃんと一線を超える前に言葉にして伝えなくていいの?)
頭の中で問いかけながらも、追及したらこの瞬間が終わってしまう気がして、口にできなかった。
それ以上に、透夜から求められることが、心地よくて嬉しかったから。今は、感じている気持ちのまま、彼に触れられてみたかった。
節くれだった彼の手に柔らかいふくらみを愛され、濡れた唇に肌を吸われ、美澄は悔しいような嬉しいような、ひどく昂った感情を味わう。
彼は想像していた以上に、貪欲な紳士で、獰猛な獣だった。