絶対に愛さないと決めた俺様外科医の子を授かりました
彼はよく笑ってくれるようになった。その自然体の笑顔もまた素敵なものだから困る。一言ずつ愛情を込められているのが伝わるし、心臓がびっくりすることばかりだ。
「すみませんが、過剰摂取しちゃうと、中毒になっちゃいますから、できたら少しずつにしてください」
「俺としちゃ本望だけどな。さっさと俺なしではいられなくしてやりたいわけだから」
「……っあ」
後ろから抱きすくめられ、耳の後ろに唇が滑っていくのを感じて、美澄はびくりと戦慄く。
「おまえ、いつもいい匂いがするんだよな」
「……飢えた獣ですか」
「うん。おまえを余すところなく、全部喰いたいよ」
手に触れていたガラスがよりいっそうひんやりと感じる。ワンピースのうしろのファスナーをおろされ、透夜の手がやわらかいふくらみを捉えようとする。
指先が触れた瞬間、美澄はこらえきれず声を漏らす。その声をもっと聞きたいといわんばかりに、彼の指先は淫らに動こうとする。
「ん! まって、透夜さ、シャワーくらい……」
美澄はびくりと身を戦慄かせ、なんとか彼の腕から逃れようとする。
けれど、彼の方がずっと上手だった。
「待てない」
「ん、」
吐息が乱れるその合間に、透夜が美澄の手を引き、大きなベッドへと誘った。
「美澄……」
ネクタイを緩め、透夜が美澄をベッドに押し倒す。あらわになった筋肉質な胸板にドキリとする。色気の塊みたいな彼の求愛に、美澄は息を弾ませた。
「透夜さん、待って」
待てない、という言葉すら紡げずに、彼はシャツを脱ぎながら、美澄に覆いかぶさる。
絹擦れの音をかき消すくらいに、激しいキスの雨が降る。どんどん濡れて、緊張はほぐれていく。
やがて素肌は余すところなく重なり、ときめきと共に高鳴る鼓動が、彼を受け入れた瞬間に、速度を速めていく。
「……ん」
隠しきれないほどの狂暴な欲望を、絶え間なく溢れる情熱を、そして……その愛情を。彼は衝動のままに、全身でぶつけてくる。
「かわいい、美澄……」
初めて睦言を囁かれ、美澄もまたよりいっそう昂ぶっていく。普段はそんなことあまり言ってくれないくせに。
狡い人だ。もうとっくに彼なしではいられない。彼にも同じように感じてほしい。
「すみませんが、過剰摂取しちゃうと、中毒になっちゃいますから、できたら少しずつにしてください」
「俺としちゃ本望だけどな。さっさと俺なしではいられなくしてやりたいわけだから」
「……っあ」
後ろから抱きすくめられ、耳の後ろに唇が滑っていくのを感じて、美澄はびくりと戦慄く。
「おまえ、いつもいい匂いがするんだよな」
「……飢えた獣ですか」
「うん。おまえを余すところなく、全部喰いたいよ」
手に触れていたガラスがよりいっそうひんやりと感じる。ワンピースのうしろのファスナーをおろされ、透夜の手がやわらかいふくらみを捉えようとする。
指先が触れた瞬間、美澄はこらえきれず声を漏らす。その声をもっと聞きたいといわんばかりに、彼の指先は淫らに動こうとする。
「ん! まって、透夜さ、シャワーくらい……」
美澄はびくりと身を戦慄かせ、なんとか彼の腕から逃れようとする。
けれど、彼の方がずっと上手だった。
「待てない」
「ん、」
吐息が乱れるその合間に、透夜が美澄の手を引き、大きなベッドへと誘った。
「美澄……」
ネクタイを緩め、透夜が美澄をベッドに押し倒す。あらわになった筋肉質な胸板にドキリとする。色気の塊みたいな彼の求愛に、美澄は息を弾ませた。
「透夜さん、待って」
待てない、という言葉すら紡げずに、彼はシャツを脱ぎながら、美澄に覆いかぶさる。
絹擦れの音をかき消すくらいに、激しいキスの雨が降る。どんどん濡れて、緊張はほぐれていく。
やがて素肌は余すところなく重なり、ときめきと共に高鳴る鼓動が、彼を受け入れた瞬間に、速度を速めていく。
「……ん」
隠しきれないほどの狂暴な欲望を、絶え間なく溢れる情熱を、そして……その愛情を。彼は衝動のままに、全身でぶつけてくる。
「かわいい、美澄……」
初めて睦言を囁かれ、美澄もまたよりいっそう昂ぶっていく。普段はそんなことあまり言ってくれないくせに。
狡い人だ。もうとっくに彼なしではいられない。彼にも同じように感じてほしい。