絶対に愛さないと決めた俺様外科医の子を授かりました
意識が飛んでしまいそうなくらいの、とろけるような愛撫のあと、彼の情熱を示した昂りを内に受け入れ……その深く激しい律動に、美澄は喉を反らし、唇を震わせた。
「あっ……透夜さっ」
手をつよく握られて、揺さぶられる中、やさしく唇を塞がれる。
交わって結び合った互いを離さないように、何度も何度も求め合い、やがて高鳴る鼓動と共に、どこにもいけなくなった熱がどうっと中で激しく爆ぜた。
神経の隅々まで痺れていくのを感じながら、いとおしそうに見つめる透夜を見つめ返し、彼からのキスを受け入れる。
何度も何度も彼はそうして美澄を愛する。そして美澄は彼の愛に溺れていく。
「好き……っ」
自然と想いが溢れ、唇からこぼれていく。
何度だって、伝えたくて仕方なくなる。そして、同じように聞いていたい。
「……好きだ。美澄」
彼から向けられる愛情を、その言葉を。
彼を受け入れるたびに、好きだと言われているみたいだ。
激しい揺さぶりと共に、止めどなく求められるにつれ、頭の中は彼でいっぱいに占領され、胸の中は彼への想いで降り積もり、いっぱいに満たされていく。
そのあとのことはもう何も考えられなかった。
想い合うままに混ざり合って、時間を惜しんで愛し合った。
彼と身体を繋げたことは初めてではないかもしれない。
けれど、本当の意味では、今日、初めて二人は結ばれたのだ。
■節タイトル
7 相思相愛という名の奇跡
■本文
プロポーズの日の一夜から、ふたりが交わした契約結婚は合意の上で解消することになった。
金庫の中に保管していた二種の書類のうち、ルールを決めた誓約書は破棄し、婚姻届は二人で役所に提出することに。そしてふたりは、ジューンブライドといわれる六月に正式に籍をいれたのだった。
(こうして真下美澄は、東雲美澄へ――お見合いから契約結婚を経て、東雲透夜の本当の妻になったんだとさ。めでたし、めでたし……ね)
美澄はなんだか腑に落ちない気持ちではあった。端的にいうと、彼女はものすごく拗ねていたのだ。
「なんか、私だけが舞台の上で踊らされていた、みたいな感じじゃない?」
婚姻届を出したあと、美澄は透夜にそう訴えたのだが、彼はいつも通り、どこ吹く風といった顔をしたあと――何故か美澄にキスをした。
「あっ……透夜さっ」
手をつよく握られて、揺さぶられる中、やさしく唇を塞がれる。
交わって結び合った互いを離さないように、何度も何度も求め合い、やがて高鳴る鼓動と共に、どこにもいけなくなった熱がどうっと中で激しく爆ぜた。
神経の隅々まで痺れていくのを感じながら、いとおしそうに見つめる透夜を見つめ返し、彼からのキスを受け入れる。
何度も何度も彼はそうして美澄を愛する。そして美澄は彼の愛に溺れていく。
「好き……っ」
自然と想いが溢れ、唇からこぼれていく。
何度だって、伝えたくて仕方なくなる。そして、同じように聞いていたい。
「……好きだ。美澄」
彼から向けられる愛情を、その言葉を。
彼を受け入れるたびに、好きだと言われているみたいだ。
激しい揺さぶりと共に、止めどなく求められるにつれ、頭の中は彼でいっぱいに占領され、胸の中は彼への想いで降り積もり、いっぱいに満たされていく。
そのあとのことはもう何も考えられなかった。
想い合うままに混ざり合って、時間を惜しんで愛し合った。
彼と身体を繋げたことは初めてではないかもしれない。
けれど、本当の意味では、今日、初めて二人は結ばれたのだ。
■節タイトル
7 相思相愛という名の奇跡
■本文
プロポーズの日の一夜から、ふたりが交わした契約結婚は合意の上で解消することになった。
金庫の中に保管していた二種の書類のうち、ルールを決めた誓約書は破棄し、婚姻届は二人で役所に提出することに。そしてふたりは、ジューンブライドといわれる六月に正式に籍をいれたのだった。
(こうして真下美澄は、東雲美澄へ――お見合いから契約結婚を経て、東雲透夜の本当の妻になったんだとさ。めでたし、めでたし……ね)
美澄はなんだか腑に落ちない気持ちではあった。端的にいうと、彼女はものすごく拗ねていたのだ。
「なんか、私だけが舞台の上で踊らされていた、みたいな感じじゃない?」
婚姻届を出したあと、美澄は透夜にそう訴えたのだが、彼はいつも通り、どこ吹く風といった顔をしたあと――何故か美澄にキスをした。