美しき微笑みのあの人に恋をした。
(わぁ…!)



これは絶対高い店だ。
店構えを見るだけでわかるよ。
まぁ、一応、オシャレはしてきたつもりだけど、間違っても高い服じゃない。
こんな服で入っても良いのかな。
KRさんも、普段着っぽい服だけど、物怖じした様子はなくどんどん入っていく。



「凛宮司様、お待ちしておりました。」



え?今、りんぐうじって言った?
わぁ、名前、知っちゃった!
でも、本名なのかな?
だよね?こんなところで、普通、偽名なんてつかわないよね?
でも、なんか芸名みたいな苗字だね。



(わぁ~~)



連れて行かれたのは、個室。
高いんじゃないのかな。
こんなに贅沢して大丈夫なのかな?
なんだか心配になって来たよ。



「ここは、フレンチだけど、和の要素も取り入れた、ちょっと変わったフレンチなんだ。
気に入ってもらえると良いけど。
あ、お酒は大丈夫だよね?」

「は、はい。」

なんで、お酒が大丈夫と思われたのかは謎だけど、まぁ、確かに飲めないことはない。
すぐにお酒が運ばれてきて、
私たちは、グラスを合わせた。
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