デス・チケット
カズトモはそう言ってなにもない壁を手で押してみたりしている。


私とコノミも同じように周辺の壁を手でさぐってみた。


しかしなにも変化は起きない。


やっぱり出口はこのドアで間違いないみたいだ。


だけどそのドアはしっかりと施錠されていて、びくとも動く気配がない。


「誰かいませんか!?」


ドアの向こうに声をかけたのはタイセイだった。


ドアを何度もノックしている。


「外に誰かいるかな?」


私はタイセイの隣に立って聞いた。


「わからない。でも、間違えて鍵をかけられたのかもしれないし」


そう言ってまた外へ向けて声をかける。


ドアに耳をつけて外の音を聞いてみるけれど、なにも聞こえてこなかった。


お化け屋敷の作りは思ったよりも頑丈なのかもしれない。
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