神殺しのクロノスタシスⅣ
「一体…何が…起こったんですか?」
クュルナが、未だ赤く輝いている魔法陣を見ながら、呆然と呟いた。
…ここにいる、全員が聞きたいだろうよ。
「…!アトラスさん!すぐ魔法陣から出てください!」
ハッと我に返ったシュニィが、アトラスに叫んだ。
その声でアトラスも我に返ったらしく、すぐに魔法陣から離れた。
シュニィはすぐさま、俺から離れ、アトラスにしがみついた。
「アトラスさん…!」
「シュニィ…。…大丈夫か?突き飛ばして悪かった…」
「私は…私は平気です。でも…皆さんが…」
「落ち着け、大丈夫だ…。何があっても、お前だけは俺が守る」
アトラスは、そう言ってシュニィを抱き締めた。
…アトラスが突き飛ばして、シュニィを魔法陣の外に出していなければ。
恐らく、今頃シュニィも消えていただろう。
「良いか、皆…近寄るな。絶対あの魔法陣には入るな」
俺は、残った六人に向かってそう言った。
恐らくあの魔法陣に近寄れば、消されてしまうのだ。
だとしたら、絶対に魔法陣には近寄っちゃいけない。
でも…。
「何で、アトラスだけ消えなかった…?」
アトラスはシュニィを突き飛ばす為に、自ら魔法陣に取り残された。
それなのに、アトラス一人だけは消されなかった。
これはどういうことなんだ?
いや、それよりも…。
「この魔法陣は…一体…」
「…近寄っちゃ駄目だよ」
え?
ベリクリーデが、魔法陣を見ながら言った。
近寄ったら駄目って、そんなことは分かって…。
しかしベリクリーデは、真顔で魔法陣を指差した。
いや、指差したのは、魔法陣ではない。
その奥に鎮座した、赤い輝きを放つ水晶玉だ。
「ベリクリーデ…?」
「あれは駄目だよ。あれは…神に触れる力だから」
「…!」
神に…触れる、力?
それって…。
もしかして…俺達は…。
予想していた以上に…遥かに…危険な力に触れてしまったと言うのか?
クュルナが、未だ赤く輝いている魔法陣を見ながら、呆然と呟いた。
…ここにいる、全員が聞きたいだろうよ。
「…!アトラスさん!すぐ魔法陣から出てください!」
ハッと我に返ったシュニィが、アトラスに叫んだ。
その声でアトラスも我に返ったらしく、すぐに魔法陣から離れた。
シュニィはすぐさま、俺から離れ、アトラスにしがみついた。
「アトラスさん…!」
「シュニィ…。…大丈夫か?突き飛ばして悪かった…」
「私は…私は平気です。でも…皆さんが…」
「落ち着け、大丈夫だ…。何があっても、お前だけは俺が守る」
アトラスは、そう言ってシュニィを抱き締めた。
…アトラスが突き飛ばして、シュニィを魔法陣の外に出していなければ。
恐らく、今頃シュニィも消えていただろう。
「良いか、皆…近寄るな。絶対あの魔法陣には入るな」
俺は、残った六人に向かってそう言った。
恐らくあの魔法陣に近寄れば、消されてしまうのだ。
だとしたら、絶対に魔法陣には近寄っちゃいけない。
でも…。
「何で、アトラスだけ消えなかった…?」
アトラスはシュニィを突き飛ばす為に、自ら魔法陣に取り残された。
それなのに、アトラス一人だけは消されなかった。
これはどういうことなんだ?
いや、それよりも…。
「この魔法陣は…一体…」
「…近寄っちゃ駄目だよ」
え?
ベリクリーデが、魔法陣を見ながら言った。
近寄ったら駄目って、そんなことは分かって…。
しかしベリクリーデは、真顔で魔法陣を指差した。
いや、指差したのは、魔法陣ではない。
その奥に鎮座した、赤い輝きを放つ水晶玉だ。
「ベリクリーデ…?」
「あれは駄目だよ。あれは…神に触れる力だから」
「…!」
神に…触れる、力?
それって…。
もしかして…俺達は…。
予想していた以上に…遥かに…危険な力に触れてしまったと言うのか?