神殺しのクロノスタシスⅣ
「…変なところに連れてこられちゃったな…」
私は、ポツリと独り言を溢した。
てっきり、摩訶不思議なファンタジー世界、的なところに連れてこられると思ってたんだけど…。
…いや、これはこれで摩訶不思議なファンタジー世界かな?
だって、まさか飛ばされた先が劇場だとは…。
外には出られないんだろうか?
劇場内を見渡してみても、誰もいないし、ついでに出入り口も見つからなかった。
…つまり私は、この謎の異空間劇場に閉じ込められたまま、という訳か。
…ますます、変なところに来ちゃったなぁ。
狭くない?私の世界。
凄く省エネだなぁ…。
まぁ、無駄に広いよりはマシかな?
とりあえず、劇場に用事はないから…何とか出口を探そう、と思っていたら。
いきなり、劇場内にアナウンスが流れた。
「間もなく開演が始まります。ご来場のお客様は、お席に着いてお待ち下さい」
「わっ、びっくりした」
いきなり鳴らないでよ。さっきまで静かだったのに。
しかも、ご来場のお客様って…。
私一人しかいないじゃん。
私に言ってるの?それ…。
さて、どうしよう?
ここは敵の仕掛けた異次元世界。
誰が作ったのかは知らないけど、彼らが勝手に作った世界の、勝手に定めたルールに、律儀に従う必要はない。
無視して、出口を探しても良いんだけど…。
「あ、暗くなってきた…」
開演を急かすかのように、劇場内の明かりが落ち、暗くなった。
こうなったら、出口を探すどころではない。
「うーん…。…仕方ないか…」
要するに、素直に座席に座れ、ってことだよね。
私は渋々座席の方に戻り、最前列の席に腰を下ろした。
あ、でも、こういうのって、一番前よりも、ちょっと後ろの方に座る方が良いんだっけ?
首が痛くなるとか…。近過ぎて全体が見渡せないとか…諸々の理由で。
好みによるかもしれないけど。
まぁ、でも他に観客もいないことだし。何処に座っても良いよね。
何が上演されるのかは分からないけど、何処で見ても内容は同じだろうし。
さて、何が上演されるのか…と。
思った、そのとき。
真っ暗だった舞台に、照明がついた。
すると、そこに立っていたのは。
「…えっ…」
私は、思わず声をあげた。
私は、ポツリと独り言を溢した。
てっきり、摩訶不思議なファンタジー世界、的なところに連れてこられると思ってたんだけど…。
…いや、これはこれで摩訶不思議なファンタジー世界かな?
だって、まさか飛ばされた先が劇場だとは…。
外には出られないんだろうか?
劇場内を見渡してみても、誰もいないし、ついでに出入り口も見つからなかった。
…つまり私は、この謎の異空間劇場に閉じ込められたまま、という訳か。
…ますます、変なところに来ちゃったなぁ。
狭くない?私の世界。
凄く省エネだなぁ…。
まぁ、無駄に広いよりはマシかな?
とりあえず、劇場に用事はないから…何とか出口を探そう、と思っていたら。
いきなり、劇場内にアナウンスが流れた。
「間もなく開演が始まります。ご来場のお客様は、お席に着いてお待ち下さい」
「わっ、びっくりした」
いきなり鳴らないでよ。さっきまで静かだったのに。
しかも、ご来場のお客様って…。
私一人しかいないじゃん。
私に言ってるの?それ…。
さて、どうしよう?
ここは敵の仕掛けた異次元世界。
誰が作ったのかは知らないけど、彼らが勝手に作った世界の、勝手に定めたルールに、律儀に従う必要はない。
無視して、出口を探しても良いんだけど…。
「あ、暗くなってきた…」
開演を急かすかのように、劇場内の明かりが落ち、暗くなった。
こうなったら、出口を探すどころではない。
「うーん…。…仕方ないか…」
要するに、素直に座席に座れ、ってことだよね。
私は渋々座席の方に戻り、最前列の席に腰を下ろした。
あ、でも、こういうのって、一番前よりも、ちょっと後ろの方に座る方が良いんだっけ?
首が痛くなるとか…。近過ぎて全体が見渡せないとか…諸々の理由で。
好みによるかもしれないけど。
まぁ、でも他に観客もいないことだし。何処に座っても良いよね。
何が上演されるのかは分からないけど、何処で見ても内容は同じだろうし。
さて、何が上演されるのか…と。
思った、そのとき。
真っ暗だった舞台に、照明がついた。
すると、そこに立っていたのは。
「…えっ…」
私は、思わず声をあげた。