神殺しのクロノスタシスⅣ












「自分がそのときに出来る、一番正しいと思う選択をしてきたんた。…例え、それが間違った選択肢だったとしても」




俺は再び、渾身の糸魔法で『玉響』の首を切り落とした。

それが、正しい選択だと思ったから。

「…起こしてごめんね、ゆっくり眠ってて」

君が見たかった世界。明るい幸せな世界の話。

いつか俺が死んだら、君のところに行って、たくさん話すからさ。

聞いてくれると、嬉しいな。





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