神殺しのクロノスタシスⅣ
第二部Ⅳ
―――――――…ジュリスとベリクリーデの、命を懸けた超ロマンチック(?)な結婚式から、およそ二日。






『白雪姫と七人の小人』から、新たなる刺客が二人、やって来た。

「やぁ、僕は『怒り』の小人」

「僕は『悲しみ』の小人だよ」

「君達に、『怒り』を」

「『悲しみ』を」

「教えてもらいに来たよ!」

…。

…およそ。

怒りからも、悲しみからも程遠い、軽いノリで。





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