ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
「わたし……わた、しは……あ……ああ、ううううう、うわあああああああーッ!」

 子猫がびっくりするほど大きな声で叫ぶ姿を、皆は心配そうに見守る。ルディは「うん、うん」と優しく頷きながら、エリナを揺さぶった。

「ああああああーッ、やだあああああーッ、ひとりはいやだあああああーッ!」

 両親は亡くなり、友達はできず、周りの人から疎まれる。
 江理奈はひとりで生きていくしかなかった。

「さびしかったあああああーッ! いつもひとりきりで、さびしくて、くるしくて、むねがつぶれてしまいそうだったの! でもだれもわたしをたすけてくれなかった! だれもいなかったの! ひとりきりでいきて、ひとりきりでしぬしかなかったの! どうしてなの? わたしはわるいことなんてしてなかったよ、まけたらダメだから、しんだおとうさんとおかあさんがかなしむからまけられなかったから、がんばって、がんばって、ずっとがんばって……」

「うん」

「がんばって……いきてきたけど……」

「うん」

「ほんとうはつらかったの! し、しんで、しまいたいって、ほんとうはこころのなかでおもってたの! ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさ、あ、あ、あああああああ……」

 魂がねじり切られそうなほどの辛い叫びに、皆は胸を締め付けられるような気持ちになり、エリナの人生を思って涙を流した。
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