ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
「こ、これでいいのかしら?」

 ルディの勢いに呑まれて、こちらも涙が止まったルールーも首を傾げる。

「エリナにはたくさんの仲間がいるし、わたしやウィリオ王子のような親友だっているんだから、ひとりぼっちじゃないって意見には大賛成なんだけど……」

 ミメットはため息をつきながらルールーに言った。

「よくわからないけれど、エリナもルディも満足そうだからよしとしようよ。狼隊長の過保護っぷりは今に始まったことじゃないし、こういうのは頭で理解しようとしちゃいけないのさ」

「わかりました。理解はしないでよしとします。めでたしめでたしってことですね」

 さすがは商人のルールー、懐が深く切り替えも早い。

 というわけで。
 ルディの謎理論で説得されてしまったエリナの心の中で、前世での寂しい記憶の上から狼マークの付いた大きな『大変良くできました』スタンプが押されてしまい、自分を責める気持ちなど霧散してしまったのであった。
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