ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
「……ハンバーグ作りの方が楽しいのだが、そんなことも言ってられないな」

 廊下を歩きながら、ルディは目を細めた。

「フィフィール国から来た手紙、まったくわけがわからん。はまぐり的なものの見方は謎すぎる。スカイヴェン国を狙う黒き魔女の瞳? なんらかの脅威がこの国に迫っているというならば、放ってはおかないな」

 謎が多いフーラアヌからのメッセージを読んで、スカイヴェン国の王族と宰相は頭を抱えた。手紙を書いたフーラアヌ自身も「なんともまどろっこしい内容じゃが、我にわかるのはこれくらいだから仕方ないのう。あとはフェンリルのひよっ子とスカイヴェン国の者たちに任せるか」と呟くくらいだから、無理もない話である。海底の奥底から異変を感知するというそれだけでも、たいした能力なのだ。
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