ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
 エリナの作った和風ハンバーグは、もちろん好評だった。
 スカイヴェン国では大根おろしを食べる習慣がなかったが、肉に合うさっぱりしたおろしソースはハンバーグでもステーキでも美味しいとエリナに教えられたので、料理長はわくわく顔になっていた。今後は王宮の献立に和風ソースが加わるだろう。

 昼食が終わると、ルディはエリナに言った。

「これから会議の続きがあって、今夜はおそらく帰れないんだ。そして、明日以降もどうなるかわからない。エリナを王宮に泊め続けてもいいのだが、青弓亭の仕事があるだろう? しばらくはミメットのところで世話になってくれ……」

 自分で言っておいて、ルディは心配そうな顔になる。

「やっぱり仕事は休んで、エリナもここに滞在するか? そうだ、王宮で料理をするというのも、気分が変わっていいかなと……」

「いえ、ミメット姉さんがよければ、青弓亭にお世話になりたいです!」

 仕事に前向きな子猫にきっぱりと言われて、ルディは「ああ、そう言うと思っていたんだ、うん」と耳をへにゃっとさせた。

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