ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
 そんなルディの肩を、幼馴染みの黒豹が軽く叩いた。

「ほら、エリナは俺が送り届けるから、安心してやることを済ませろ。もちろん、ミメットに連絡は入れてあるんだろう?」

「入れてある」

「よし。じゃあ行くか」

 ヴォラットがエリナの手を取って「それではわたしと参りましょう、レディ」とエスコートする。

「はい、よろしくお願いします……」

 貴婦人扱いされたエリナは、はにかんで頬を染めた。

 すると、ルディは慌てたように「もう行くのか?」とエリナの反対の手を握った。クールなヴォラットは「は、な、せ」と過保護な狼の指を解く。

「また会議らしいじゃないか。そら、がんばってこい」

「ルディさん、なんのお仕事かわかりませんが、がんばってくださいね」

 子猫を連れていかれた狼が、今にもクーンと泣き出しそうな顔になったので、皆は『子離れ、ファイト!』とそっと応援するのであった。
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