ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
 謁見室としても使われる王宮の会議室では、スカイヴェン国の王族と宰相がマーレン国からの使いを待ちわびていた。
 世界樹の妖精から話があるとはただ事ではない。それはおそらく、スカイヴェン国に近づいてきている彗星の脅威についてであろう事はわかっている。深い叡智を持つ世界樹、ユーディリシェイラミアムスの話からなにか救いが得られるのならだと、期待に満ちて部屋の扉が開くのを見つめる。

「…………カルディフェン?」

 世界樹の使いを迎えに行ったはずのルディが、可愛らしい女性、しかもまだ幼い女の子と年頃の美少女を両手に繋いでやって来たのを見て、たっぷり十秒は沈黙してから国王セガルスが言葉を発した。

 ルディが何か言う前に、コレットがぴょこんと前に出て元気にお辞儀をした。

「スカイヴェン国の皆さん、こんにちは! わたしはユーディリシェイラミアムス様からのメッセージをお伝えするためにマーレン国からやってまいりました、コレットと言います。あ、本名はコレッタシャンタルフォリアムノルスと言いますが、長いのでコレットとお呼びくださいませ!」
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