ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
 突然姿を現した妖精獣フェアリナに驚いたものの、すでにルディと知り合い(しかも、仲良く空を飛ぶ練習をしていたらしい!)であったため、この場には彼女の事を疑う者はいない。
 王都警備隊長の目は誰よりも厳しく、確かなものだからだ。

 という事で、フェアリナには現在の黒色彗星『黒き魔女の瞳』についての情報がもたらされ、避難計画についても説明された。

「なるほど、わかりました」

 フェアリナは目を細めて顎に手を当てた。

「彗星が原因不明の減速をしたというのは、間違いなく仲間の妖精達の働きです。わたしに力があまりないためうまく連絡が取れないのですが、聞き取れた内容から、妖精としての力を振り絞り、彗星を止めてスカイヴェン国を守ろうとしていることがわかりました。けれど……」

 フェアリナは、フォーチュナの苦しそうな様子を思い出す。

「そのふたりは、とても力のある妖精なのですが、彗星を止める事は難しいようなのです。もしかすると、この世界の担当者でないからかもしれません。可能ならばルディさんと協力して、この彗星を止める手段を探したいのですが……正直、わたし達はまだ妖精として未熟なのです」

「それ、ユー様もフーラアヌ様も言ってましたね! 生まれたばかりのひよっ子には荷が重いから、ユー様もフーラアヌ様もお手伝いしたい、それでわたしがこちらに来たんです!」
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