ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
 そんなルディは、警備隊本部に着くと、ヴォラットに声をかけた。

「なあヴォラット、ちょっといいか?」

「ん、どうした?」

 まだ勤務時間になっていないので、ヴォラットは幼なじみに対する気軽な口調でルディに返事をして、物陰に呼ぶ彼の後に続いた。

「あの、だな……」

 ルディは天井を見上げて少し考え込んでから続けた。

「実は、最近空を飛べるようになってしまったんだ」

「……はあ?」

 腕組みをしてルディの顔を見ていたヴォラットは、予想外の言葉に口をぽかんと開けた。

「なにが飛ぶんだ?」

「俺が」

「……お前、頭大丈夫か?」

「おそらく大丈夫だ。ちょっとこれを見てくれ。……ほら」

 ルディは床を蹴ると天井に届くほどの高さに軽々と飛び上がり、そして下に落ちて……床上20センチくらいの高さで止まった。
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