ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
「これでよし。それでは行こう」

 まだ皆が衝撃を受けているというのに、ルディはあっさりと流した。

「いや待てカルディフェン、ひと言で片づけるな!」

 セガルス国王が抗議したが、ルディは会議室の窓を開けながら「事は一刻を争うからな、詳しい話はまたあとで」と言ってフェアリナを手招きした。

「青弓亭に戻っていてくれ。すぐに迎えに行くから」

「はい、わかりました」

 肩の荷を下ろしてすっきりしたフェアリナは窓から飛び出すと「失礼しましたー」と笑顔で皆に手を振り、屋根伝いに青弓亭に戻って行く。

「おい、カルディフェン! あの子をひとりで帰したら危ないのではないのか?」

 ギルバート前国王が心配したが、ルディは肩をすくめて言った。

「大丈夫だ。フェアはとても身軽な上に空も飛べるから、馬車で送るよりも早く青弓亭に着くし、妖精の力があるから誰にも姿を見せずに移動できるのだ……あ、そう言えばいい忘れていたが」

 窓を開けたまま、ルディが言った。

「フェアと練習して、俺も宙をかけて雲よりも遥か上にまで行けるようになったのだ。というわけで、これからコレット嬢とエリナを背に乗せて、マーレン国の世界樹を訪問しようと思う」

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