ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
「それでは、準備をしてすぐに出発しますね」

「失礼する」

 ルディは物陰に行くと服を脱ぎ(そのままだと服を破いてしまうのだ)バッグにしまうと、フェンリルの姿になった。
 エリナもまたペンダントを握り、ケット・シーのフェアリナになる。
 さっきまではぶかぶかだったワンピースがぴったりとフィットしたフェアリナは『妖精の力で、服を出したり消したりできたら便利なんだけどなあ……あとで研究してみようかな』と考えた。

「力になってくださって、ありがとうございました! それでは、『黒き魔女の瞳』をなんとかしてきます!」

「はい、行ってらっしゃい。がんばってね」

 美形の青年なのだが、お母さんのお見送りのような雰囲気である。
 ルディの背中にまたがったフェアリナは、着替えの入ったバッグをしっかりと持ち、ユーディリシェイラミアムスと「がんばってくださーい」とにこにこするコレットに手を振った。
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