ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
 せっかく感心してもらっているのだが、エリナの知識はそれほどのものではない。けれど、彼女には妖精の力が、しかもユーディリシェイラミアムスとフーラアヌという大妖精達の力まで貸し与えられている。

「よし、この方法を試してみよう!」

 美少女猫は、口を引き結ぶと白い耳をぴくぴくさせた。

「なにが起こるかわからないので、皆さんは彗星から離れていてもらえますか?」

「エリナは大丈夫なのか?」

「大丈夫です。こうして浮き上がってますから」

 エリナは身体を浮かせると、両手に金の光を集めた。

「クー・シーちゃん、フォーチュナさん、おふたりの力もわたしに貸してください」

「おっけーだよ!」

「もちろんよ、存分にお使いなさいな」

 そう言いながら、フォーチュナとクー・シーも身体を浮かせる。
 心配症のフェンリルは「なんなら、俺の背中に乗りながらにしないか?」とエリナを鼻先でつついたが、笑顔で「大丈夫ですよ」とお断りされてしまい、宙に浮かびながらエリナの周りをうろうろと飛び回る。

「それでは、行きます」

 クー・シーとフォーチュナからの光がエリナに集まり、胸元のペンダントからも光が溢れる。

『エリナちゃん、がんばってね』

『エリナたん、そら、たくさん使ってたもれ』

 ユーディリシェイラミアムスとフーラアヌが、これでもかと力をエリナに向けて送ってきた。

 クー・シーが「うわあああ、すっごく眩しいよー」と前脚で顔を覆った。
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