ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
ルディはとんとんっと空中を登って天井に触れ、そのまま床に下り立ち、ヴォラットから視線を逸らしてぽつりと言った。
「きっかけは夜勤の時に、フェアという白猫に頻繁に会うようになって、だな。ほら、お前も一度会っただろう? 屋根を飛ぶように走り回って夜の散歩をする若い女性猫なんだが……ああ、あれは散歩ではなくてなにかの修行をしているんだったか」
ヴォラットは手のひらをルディに向けて、話を止めた。
「待てよ、言ってることがかなりめちゃくちゃだぞ。若い女性がなんで夜に修行するんだ? しかも、屋根の上で。あと、なんで白猫と会うと空を飛べるようになるんだ?」
「いいから聞いてくれ。話してる俺もめちゃくちゃな内容だと思ってるんだから、そこは勘弁してもらいたい。で、その白猫フェアの話によると、彼女の目標は空を飛ぶことだった。そして、自分が飛べたら俺も飛べるように一緒に訓練しようなんて笑いながら話していた。俺はてっきり冗談だと思っていたんだがな。なんと、花祭りの日にあの子は本当に空を飛べるようになってしまったんだ。努力は実るものなのだと感心した。そして、ついでに俺もこの通りってわけだ……ヴォラット、大丈夫か?」
「ううううう」
黒豹隊員は、額に手を当ててうつむいている。
「きっかけは夜勤の時に、フェアという白猫に頻繁に会うようになって、だな。ほら、お前も一度会っただろう? 屋根を飛ぶように走り回って夜の散歩をする若い女性猫なんだが……ああ、あれは散歩ではなくてなにかの修行をしているんだったか」
ヴォラットは手のひらをルディに向けて、話を止めた。
「待てよ、言ってることがかなりめちゃくちゃだぞ。若い女性がなんで夜に修行するんだ? しかも、屋根の上で。あと、なんで白猫と会うと空を飛べるようになるんだ?」
「いいから聞いてくれ。話してる俺もめちゃくちゃな内容だと思ってるんだから、そこは勘弁してもらいたい。で、その白猫フェアの話によると、彼女の目標は空を飛ぶことだった。そして、自分が飛べたら俺も飛べるように一緒に訓練しようなんて笑いながら話していた。俺はてっきり冗談だと思っていたんだがな。なんと、花祭りの日にあの子は本当に空を飛べるようになってしまったんだ。努力は実るものなのだと感心した。そして、ついでに俺もこの通りってわけだ……ヴォラット、大丈夫か?」
「ううううう」
黒豹隊員は、額に手を当ててうつむいている。