ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
「それに、ソーセージ職人をしているうちの妹も、エリナちゃんが考案した挽き肉作り器と腸詰め器のおかげで、楽にたくさんのソーセージを作れるようになってな。余裕ができたからハーブ入りや辛口のソーセージなどの種類も作れて、スパイスの工夫で味も向上したから、売り上げも上がって、うちの妹は大喜びだ」

 ハンバーグを楽に作れるようにと、仲間のドワーフたちと作り上げた挽き肉作り器なのだが、同じような仕組みで腸詰め器も作れたので、肉屋の妹(以前から、青弓亭の朝ごはんのためにジューシーなソーセージを作ってくれていた)に渡したのだ。
 それまでは搾り袋に口金を付けて作っていたのだが、これを使うと短時間に大量のソーセージを詰めることができる。

 元々は肉屋で売られていたソーセージなのだが、王都花祭りの時にエリナたちとホットドッグを作りソーセージに人気が出た上に、器械のおかげで量産できるようになったので、近くにソーセージ専門のお店を開くことができたのだ。
 店頭では出来立てのソーセージをこんがり炙って、ライナス農園の特別に美味しいトマトケチャップをつけたものも売っている。それを思い出して、エリナの耳がぴこぴこと動いた。

「そうなんですね。ピリッと辛い新作のソーセージもできていて、この前食べてみたらとても美味しかったです」

「ははは、子猫なのにピリ辛の美味しさがわかるとは、さすがはプロの料理人だ。美味いカレーライスを作るだけあるな」

 ソーセージを褒められた肉屋は、嬉しそうに言った。
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