ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
 エリナは「うにゃーん!」と言いながらルールーに抱きついた。頭ひとつ分背が高いルールーは、柔らかな子猫の耳にそっと頬を寄せた。

「びっくりしたけど、ルールーに会えて嬉しいにゃん!」

「んもう、エリナったら本当に可愛い子猫ちゃんなんだから」

 ルールーはエリナを抱きしめて頬ずりする。
 その後ろから、男性がひとり現れた。

「ミメット様、エリナ様、ご無沙汰しております」

「あっ、イーシーさん! ご無沙汰してます、いらっしゃいませ」

 ルールーにかまわれながら、エリナはお嬢様についてやってきた老従者に挨拶をした。ミメットも「おふたりさん、遠い所からようこそ。さっぱりした果実水でも飲んで少し休むといいよ」と、厨房に飲み物を取りに行った。

< 86 / 234 >

この作品をシェア

pagetop