浅葱の姫。
私は誰かに担がれた。

怖い·····!

助けて━━━━━!

願い虚しく沖田様の

声は遠くなっていくばかりだった。

早く帰らなきゃ。

少しでも長く沖田様の

お傍にいたいのに。

·····違う。

本当は離れなければいけないんだ。

じゃないと彼らが

私を誘拐、

もしくは匿っていたとして

罪に問われてしまう。
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