浅葱の姫。
確かにお母様は

私を大切にしてくださった。

「……お母様は私を

1番に考えてくださっていました。

ですが…お父様は分かりません。

先程初めて名前を呼ばれたのです。

名前を呼ばない父親などいますか?」

「呼べなかったのでしょうね。

先程ご本人も言っていましたが、

名前を呼べばきっと

手元に置きたくなるのでしょう。

貴方は愛し合っているふたりに

とても大切に育てられたのですよ。」
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