浅葱の姫。
沖田様は仰った。

「しかしここは部屋数が少なく、

あささんが私と同室が嫌であれば

私は庭で寝るとしましょう。

あささんは

お部屋をお使いください。」

沖田様がお部屋を出てゆくなんて。

「私が庭で寝ます。

沖田様はお部屋で寝てください。」

沖田様はため息をつかれた。

「女子を外で寝かせるなんて

男がするわけありません。

どうかお部屋で寝てください。」
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