浅葱の姫。
一応聞いてみた。

「迷惑なはずがありません。

私は嬉しいですよ。

1人じゃなくなることが。」

寂しがり屋なのだろうか。

「布団は後で持ってくるとして、

何か必要なものはありますか?」

必要なもの·····。

何だろう。

「分かりません·····。」

こう答えるのが精一杯だった。

「お着物はそれだけですか?」

必死だったから荷物なんて持ってない。
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