浅葱の姫。
「はい。

無事に帰ってきてくださいね。」

私はそう言った。

「私を誰だと思ってるのです?」

沖田様は冗談のように言った。

「新撰組一番隊組長ですよ。」

そう言って出ていかれた。

そして暑くて長い夜が始まった。

━━━━━━━━━━━━

「へいすけぇ!」

「うわぁっ!」

「総司はどこに行った!」

「2階だ!」
< 96 / 310 >

この作品をシェア

pagetop