もふもふ、はじめました。
新たなるもふもふ
そろそろ新人研修や一通りの課を渡り終えた新人達が、適性に則って本格的に各課に配属される季節だ。
私は主にうちの課のエース営業の枝野さんの事務補佐をしているんだけど、その枝野さんの下に期待の新人が来ることになったらしい。
「始めまして、岸聡介です。どうぞよろしくお願いします」
「事務補佐をしております、如月です。よろしくお願いします。何かわからないことがあったら遠慮なく聞いてね」
私の言葉に笑顔でありがとうございますと挨拶してくれた岸くんは柴犬の犬獣人のようだ。
頭の上には可愛いもふっとした黄金色のお耳がある。あるはずの尻尾は見えないから、今は敢えて出していないのかもしれない。
年下という年齢のこともあるだろうが、とにかく、見た目が可愛い。さらさらっとした焦げ茶色の髪の毛も地毛なのか根元まで綺麗だ。くりくりした大きな目も、本当に可愛い。
もう。とにかく繰り返しになるんだけど、可愛いとしか言えないくらい可愛い。
なんだか、彼を見ていると自然と口元がにまにまとしてしまう。
私は主にうちの課のエース営業の枝野さんの事務補佐をしているんだけど、その枝野さんの下に期待の新人が来ることになったらしい。
「始めまして、岸聡介です。どうぞよろしくお願いします」
「事務補佐をしております、如月です。よろしくお願いします。何かわからないことがあったら遠慮なく聞いてね」
私の言葉に笑顔でありがとうございますと挨拶してくれた岸くんは柴犬の犬獣人のようだ。
頭の上には可愛いもふっとした黄金色のお耳がある。あるはずの尻尾は見えないから、今は敢えて出していないのかもしれない。
年下という年齢のこともあるだろうが、とにかく、見た目が可愛い。さらさらっとした焦げ茶色の髪の毛も地毛なのか根元まで綺麗だ。くりくりした大きな目も、本当に可愛い。
もう。とにかく繰り返しになるんだけど、可愛いとしか言えないくらい可愛い。
なんだか、彼を見ていると自然と口元がにまにまとしてしまう。